こんにちは、『階段輪舞』の福田です。
今回は、手すりの種類とそれぞれの特徴についてお話ししたいと思います。
手すりは、階段を上り下りするときに安全を確保するために必要なものですが、それだけではありません。
手すりは、階段のデザインや雰囲気にも大きく影響するものです。
手すりの種類にはどんなものがあるのでしょうか?
それぞれにどんな特徴があるのでしょうか?
それでは、見ていきましょう!
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手摺は大きく分けて2タイプ
日常的にも目にすることが多い手すりですが、実は2タイプあります。
それは、「歩行補助手すり」と「動作補助手すり」です。
歩行補助手すりは、階段や廊下、スロープなどについている連続して手を滑らせながら掴んで移動できる手すりのことです。
動作補助手すりは、トイレや浴室などで見かける手すりで、代表的なのはL字に曲がった手すりです。
かがんだり、起き上がったりといった動作をする際に掴むことで体を支え、動作をスムーズにする補助ができます。
手すりの素材と特徴
日常的に見かける手すりの種類がわかったことで、次に手すりに使われる素材と特徴についてです。
どんなものがあるか見てみましょう。
木製手すり
木製手すりは、最も一般的な手すりの種類です。
木製手すりの特徴は、以下の通りです。
・自然な風合いや温かみがあり、和風や洋風など様々なスタイルに合わせやすい
・木材によって色や質感が異なり、オリジナリティを出せる
・耐久性や耐候性に優れており、長く使える
・塗装や加工を施すことで、さらにデザイン性を高めることができる
木製手すりは、階段の美しさを引き立てるだけでなく、触ったときに心地よい感触を与えてくれます。
しかし、木製手すりにも注意点があります。
それは、火災や虫食いなどのリスクがあることです。
木製手すりを選ぶ場合は、防火処理や防虫処理を施したものを選ぶことが大切です。
金属製手すり
金属製手すりは、木製手すりに次いで人気のある手すりの種類です。
金属製手すりの特徴は、以下の通りです。
・モダンやシンプルなどスタイリッシュな雰囲気を演出できる
・鉄やステンレスなど様々な素材があり、強度や光沢感が異なる
・錆びや変色に強く、メンテナンスが容易である
・曲げたり組み合わせたりすることで、独創的な形状を作ることができる
金属製手すりは、階段のクールさやスマートさを引き出します。
しかし、金属製手すりにも注意点があります。
それは、冬場に冷たく感じたり、夏場に熱くなったりすることです。
金属製手すりを選ぶ場合は、季節や気温に応じて触る部分にカバーをつけたりすることがおすすめです。
ガラス製手すり
ガラス製手すりは、大型のショッピングモールや病院などでよく見かける手すりです。
つかみ手の部分はステンレスだったり木製だったりしますが、床からつかみ手の間にガラスがはめ込まれていて、開放感があり近年注目されている手すりの種類です。
ガラス製手すりの特徴は、以下の通りです。
・透明感や光沢感があり、開放的で明るい空間を作ることができる
・色や模様を入れたり、曇りガラスやカットガラスなどを使ったりすることで、個性を出せる
・汚れや傷に強く、清潔感が保てる
・安全性に配慮した強化ガラスや透明フィルムを使うことで、割れたり割れたときに飛散したりするリスクを減らせる
ガラス製手すりは、階段の華やかさや高級感を高めます。
しかし、ガラス製手すりにも注意点があります。
それは、コストが高くなったり、取り付けや交換が難しかったりすることです。
ガラス製手すりを選ぶ場合は、予算や工事の内容に十分に注意することが必要です。
まとめ
以上、手すりの種類と素材、そしてそれぞれの特徴についてご紹介しました。
手すりは、階段の安全と美しさに大きく関わるものです。
自分の好みや住まいのスタイルに合った手すりを選ぶことで、階段をもっと楽しく快適に使うことができます。
手すりの種類は、木製、金属製、ガラス製の3つが主流ですが、他にも様々な種類があります。
ぜひ、自分にぴったりの手すりを見つけてみてくださいね!
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